ファッションデザインの仕事を目指し、文化服装学院デザイン科に入学。
その後、学生時代の仲間とファッションブランド「BA-TSU」を立ち上げた。
毎日毎日、本当に寝ずに頑張った。
「こんなのアッタラいいのに…」とか、「カッコイイ!」と思うものを作ったら売れた。
売れて、売れてDCブームの真中にいた青春時代。
やがて、原宿に会社を構え『ラフォーレ原宿』や表参道の『けやき会』など原宿の街づくり活動にも参加。
「原宿から国会議員を出そう!」と選挙活動を行うなど、およそファッションに関係ないことでも一所懸命にやった。
効率や売上を考えたら絶対にできないことに価値があると思っていた(売上はバツグンでしたが)。
“We Love Harajuku”と銘打って自分たちをモデルにして雑誌広告を打ったり、歩行者天国でイベントを仕掛けたり…。
当時から「“遊び心”を持って、仕事を通じて地域に貢献したい!」という気持ちを強く持っていたと思う。
今、手がけている『タンタン』も遊び心がないとやっていけない。
『タンタン』はもともとベルギーの新聞で連載され、20世紀を代表するキャラクターになったけど、コミックは遊び心が一番大切だと思う。
楽しくて、面白くて、ためになるモノやコトを、人々に提案し続けるために夢を持ち続けたい。
そしてその原動力は、僕の場合は“遊び心”という姿勢。
“遊びと仕事の境がない…を目指して”が理想だけど、
“遊び心を仕事に“かな?
大好きです。ファッショナブルで、人の役に立ち、何より自分も楽しい。
大人が遊べる“音楽スタジオ村”を都会と田舎につくる。
自分が手がけた仕事が完成したとき。そして、それが成功したとき。
ツキナミですが家族、友人、そして愛する自分かな。
考古学者、冒険家。それも『インディ・ジョーンズ』か『タンタン』。
手に職を、口には世界の言語を。そして感謝の気持ちです。
調査部門と企画部門と娯楽部門。自分の名前をつけています。
わがままの拡大。(良い意味で)完成品を描くこと。
散歩。ひたすらに歩く。
『デジタル・マクルーハン―情報の千年紀へ』
[ポール・レヴィンソン著・服部 桂訳/NTT出版]
1948年東京都生まれ。
文化服装学院卒業後、1971年よりファッションビジネス・流通のコンサルティング業者「オールファッションアート研究所」の創設を皮切りに、「BA-TSU」「LAFA NO.4」などアパレルメーカーに設立から参画。
現在は、株式会社ムーランサール ジャパン取締役として、世界的人気キャラクター『タンタンとスノーウィ』の日本国内における総代理店ビジネスに携わる傍ら、株式会社インディアン モトサイクル カンパニー ジャパン取締役、文化ファッションビジネススクール講師としても活躍中。
趣味はドラム演奏、旅行、写真など。