僕は周りの人に比べちょっとだけ早く「仕事」の一歩を踏み出しました。
高校生のころ、周りが大学の受験勉強に必死になっている中、僕は経営者の人ばかりが何百人と集まる経済シンポジウムにひとり学生服で参加していました。
そして、大学に入ってベンチャーを起こそうと思ったのです。
僕にとっては「仕事ということ、働くということが何か?」というよりも前に「事業を起こすこと」が最初の一歩でした。そして、僕の中で「事業を起こすこと」は世の中に新しいものを生み出すことでした。
子供のころに発明家になりたいと思っていた夢は、事業を起こすことで実現化していき、それは働くことそのものでした。
働くということは、やはり自己実現の「場」だと思います。
もちろん、働いた成果の報酬であるお金を使って自己実現するというアプローチもあると思いますが、できれば僕は仕事の時間を無我夢中に過ごしたい。
たとえば、仕事をしている時間が甲子園球児のような時間でありたいと考えています。
「甲子園のあの土を踏む」「甲子園で優勝する!」というわかりやすい目標があり、それに向かって同じ目標を持つもの同士が汗をかき、がむしゃらになって、突き進んでいく。
仕事を通してそういった時間を過ごせることは何よりも幸せです。
働くということはそうありたいと思っています。
好きですね。僕自身がやりたいことだからこそ、仕事として続けられていると思います。
いまはやっぱり仕事ですね。もっと老後になるとわかりませんが(笑)
会社2年目(ある程度の売上が上がらないとこの会社に未来はないという年)に大型の案件が取れたときですね。ここが本当の意味でベンチャーのスタートでした。
最近は健康かなと思うようになりました。やはり健康でないと仕事もできません。
発明家。今の仕事も、その延長線上にありますね。
やっぱり結果にこだわる子に育ってほしいですね。
発明家という夢の第一歩をくれた宝箱みたいなものです。
あきらめないことですね。あきらめなければ、必ず成功します。
ゆっくり寝たいです(笑)
1978年、東京都出身。
1998年、京都大学経済学部入学。在学中の2001年11月に京都大学、立命館大学、同志社大学の学生とともに有限会社ドリコムを設立。
2003年3月、株式会社へ組織変更、代表取締役に就任。ブログを中心としたコミュニケーションツール「ドリコムブログ」ほか各種ウェブサービスを展開。2006年2月、東証マザーズ上場を果たす。
株式会社ドリコム代表取締役のほか、株式会社ドリコムテック代表取締役、株式会社ドリコムジェネレーティッドメディア代表取締役、株式会社ドリコムマーケティング取締役、株式会社ジェイケン代表取締役を務める。(すべて現職)