記憶にあるのは4歳の頃。すでに仕事は社長と決めていた。14歳の頃には、雑誌を出版する仕事をするということを具体的に決定していた。高校生の頃のなけなしのお小遣いは、ライブ通いとLPレコードと、雑誌に携わっていきたいと私に決心させた伝説の雑誌『ビックリハウス』360円の購入に全て費やした。
「女も手に職を」という母の教えか、経営者である父の仕事を見て育ったからか、自分にとって仕事をして稼ぐというのは、人生において必要不可欠。当然のことだと思って育ってきた。
31歳の時に、出版事業の経験を活かし、出版とインターネットを融合させたところにビジネスの拠点をおくと決めて、インフォバーンを設立。インフォバーンは、クリエイティブ・エージェンシーとして、ウェブ上のコミュニケーションの戦略立案から、企画コンテンツ制作、システム、デザインを含むウェブメディア構築をワンストップで行っている。そして、もう一社、代表を務めるメディアジーンでは、特定のターゲットに向けた3つのウェブメディア「MYLOHAS」「GIZMODO Japan」「lifehacker 日本版」を運営している。
仕事を通じて沢山の人に出会い、さまざまな経験をさせてもらった。そして、仕事で何かを成し遂げたときに感じる、お金では買えない喜び。どんなに失敗しても、上手くいかないことが続いても、この光る瞬間に全ての苦労が拭い去られる。この瞬間を経験してしまうと、ちょっとやそっとでは仕事はやめられない。
はい。やめられません。
放浪の旅。
あります。素晴らしいクリエイティブがあがって、それがメディアとして成果を出したとき。
人生(仕事は人生の一部です)。
社長(笑)。
知恵を出し、諦めず解決する力。
必要不可欠なパートナー。失うと仕事ができません。
知恵を出し、諦めず解決する力。
読みかけの本を読む。
特にありません。本を読んで直接的に何かを得るというよりは、読むことにより考えて発想できる事が重要だと思います。
1991年-1998年、株式会社同朋舎出版にて、海外版書籍、雑誌の出版事業に携わる。1994年、月刊誌「ワイアード」日本版の海外版権交渉、ローンチを経験した後、同誌のビジネス・マネージャーを務める。
1998年、クリエイティブ・エージェンシー 株式会社インフォバーンを設立。代表取締役社長に就任。雑誌・メディアやインターネット・メディアの立ち上げに関わる。
2008年、インターネット・メディア企業 株式会社メディアジーンを設立。代表取締役に就任。ロハスをコンセプトに、働く女性に向けた情報を配信する「マイロハス」、世界のナンバーワンブログに選ばれたガジェットニュースの米ブログ・メディア「ギズモード」の日本版および「ライフハッカー」日本版を運営。出版とインターネット・メディア制作のノウハウを活かした、コンサルティングやプロデュース業務を行う。