私の、仕事におけるキーワードは「オリジナリティ」です。それは、“自分にしかできない、自分だからこそできる仕事を、どんなカタチでもいいので続けていきたい”ということになります。このことは、パソコン生活応援サイト『なにしろパソコン・ドットコム』(724685.com)を運営するうえでも基本となっています。
もちろん、単調な定型業務もありますし、誰もができるようにしていく必要性も認めたうえで、どんな仕事のなかにも、常にちょっとした工夫を加え、アレンジするなかで、わずかでも『自分らしさ』が滲み出るものを残したい、さらにそれを長く続けたいと思っています。
例えば、私は『なにパソ.com』のなかで、「今日のひとこと」という短いコラムを書いていますが、文才があるわけでも、特別な情報源があるわけでもありません。それでも8年間、病気で寝込んだ日も、海外出張の間も、1日も欠かさず更新しており、会社が続く限り、続けるつもりです。
それ単体が対外的に認められ、会社の利益や自分のキャリアアップに直結すればベストですが、毎日、インターネットを楽しむキッカケとなる情報を読者に提供しながら、社内企画やメールマガジン執筆、セミナー講師をするときの私の基礎体力として、十分、役立っています。
「今日のひとこと」は一例ですが、自己満足の部分も含め、些細な仕事であっても、許される範囲でオリジナリティにこだわった仕事を続けていきたい、それが私の働くスタイルです。
はい。読者やお客様からお褒めいただいたりすると、これはやめられないと感じます。
バンドを結成して、リードボーカルとしてオリジナルアルバムを出してみたい。
自分の書いた本が、短期間とはいえ、大きな書店で平積みされていたのを見たとき。
自分が自分であること。
歌手。中学で「声変わり」するまでは決して夢じゃない、と思っていました。
オリジナリティを大事にする心。こだわったことは諦めない忍耐力。
欠かせない相棒。というか、パソコンが現在の「飯のタネ」になっています。
オリジナリティと継続。続けている限り、チャンスはあると信じることです。
プールでゆったり泳ぎたいです。
1986年、大阪大学を卒業後、横河電機(株)に入社。主に研究開発を担当。
1994年、提携米国企業に出向派遣。2年間の駐在中、パソコン、ネットワーク、電子メールの活用で効率よく仕事ができることを実感し、インターネットの重要性に目覚める。帰国後、社内の新事業開発に従事。全社企画、広報、商品開発からマーケティングまで幅広く担当。
2001年、横河キューアンドエー(株)の設立(現、キューアンドエー(株))に参画。サポート実務やサイト構築を担当し、2003年に移籍、現在に至る。