現在、「働く」ということが、非常に難しい時代にあるのではないかと思います。
厚生労働省の『平成16年版 労働経済の分析』によると、就労対象人口の男女(15~34歳)のうち、“52万人”が、いわゆる「NEET(ニート)」であると言われています。不景気による就労環境の厳しさもありますが、それ以上に「働く」ということに意味を見出せずにいる人たちが多いのではないでしょうか。
我々の親世代の人たちにとって、「働く」ということは、生きていくために「当たり前」のことだったのかもしれません。しかし、今の人たちにとって「働く」ということは、“やりがいや自己実現を求める対象”としての比重が大きくなっているのではないかと思います。
暮らしが豊かになり、親元にいれば別に働かなくても生きていける、そんな状況に置かれてしまうと、“漠然と働く”ということに対して「なぜ? どうして? 何のために?…」という疑問がわき上がり、「働く」ことを躊躇させてしまうのではないかと思います。
そんな時代のなかで、自分は何とか「働く」ことができています。しかし、悩み続けています。今の仕事は非常にやりがいがあり、楽しいですが、それでもときどき「なぜ? どうして? 何のために?…」という疑問はわき上がってきます。
この疑問はいつか解消されるのか、それとも答えが出ないのか、今の自分にはわかりません。それでも「働く」ということの「答え」を追い求めて、これからも「働く」ことを続けていきたいと考えています。
はい。好きです。
世界の全部の国をまわり、各国の人たちと触れ合ってみたいです。
まだ、“仕事で鳥肌が立つほど感動したこと”はありません。
これから、そういった仕事に出会いたいと思っています。
家族や友人は、仕事より大切です。
子供の頃は、サッカー選手になりたかったです。高校生くらいの頃は建築家にも憧れました。
自分は英語が苦手なので、子供には英語を身につけてほしいです。
根幹です。
たぶん、ほかのソフトウェアが登場すると思いますが、もし「ワープロソフト」と「表計算ソフト」が一切存在しない世の中になったら、世界の経済発展がストップするのではないでしょうか。
残念ながら、まだ仕事で「成功」と呼べるほどの結果を残していないのでわかりませんが、“「コミュニケーション力」が、非常に大切なのではないか”と、思っています。
『マーケティング実践講座 - 実況LIVE ケーススタディと演習でプロのスキルを学ぶ』
[須藤実和 著/ダイヤモンド社]
1977年東京都生まれ。
2000年慶應義塾大学理工学部情報工学科卒業。
2002年早稲田大学大学院国際情報通信研究科修了。
テレビ朝日広報局宣伝部を経て、2004年ヤフーに入社。
「Yahoo!インターネット検定」の立ち上げに参画。