倦まず弛まず、挫けずに働き続けるためには、「『言葉』が必要だ」と、僕はいつの頃からか思うようになりました。ときに、自らを慰め、激励する言葉が必要だと。
「働き続ける」って、やはりしんどいですよね。 どんなにやりがいのある仕事に就いていても、いつも順風満帆とは限りません。それどころか、しばしば壁にぶつかったりミスを犯したり、嫌な目に遭ったりします。 そんなとき、皆さんはどうされますか。 「ふて寝する?」「酒を飲む?」、なるほど。 僕は、自ら考えたポジティブに働きつづけるための、プラクティカルな言葉を唱えることにしています。
◆『仕事は、傷ついた者勝ち。明日の糧になるから。』
――落ち込んだりしたときなど、“過去を振り返ると、キツイ時期のほうが成長していた”と、自分に言い聞かせています。
◆『生きること』=『働くこと』+『愛すること』。
――“愛とは闘いである。”とは、インドのネール元首相の言葉だそうですが、働くことも自分との闘いだと思えば、しんどいのも当たり前だと開き直れます。
どちらもちょっとキザですね。
でも、自らを慰め・激励するには、顔を赤らめるくらいの言葉が必要です。ヒロイックになったほうが、力が出ますから。
皆さんにも、ぜひそんなプラクティカルな「言葉」を考えてみることを、お薦めしたいと思います。
本業の編集長としての仕事も、副業の作家としての仕事も、“好き”を通り越して愛しています。
ありません。今の仕事を続けると思います。
長編小説を上梓し作家としてデビューしたとき、 アソシエ創刊号が刷り上がったとき、それが売れたとき……沢山ありすぎて…。
命でしょうか…。
昆虫学者、作家、画家。
人の考えを理解し、自らの考えを的確に表現できるコミュニケーション能力。
仕事の全領域にわたる大切なパートナーですね
困ります。必死でそれに代わるソフトを探します。
誠実さ。集中力。持続力。
『文明崩壊 -滅亡と存続の命運を分けるもの- (上、下)』
[ジャレド・ダイアモンド 著・楡井 浩一 訳/草思社]
1959年12月、横浜生まれ。1984年4月、日経BP社入社。
『日経ビジネス』編集、出版局編集などを経て、1998年3月に『日経ビジネス』副編集長。2002年4月に『日経ビジネスアソシエ』を創刊。2003年6月、同誌を月刊から月2回刊へ。また、渋沢和樹のペンネームで、1997年、長編ミステリー『銹色(さびいろ)の警鐘』[中央公論新社]でデビュー。ほかに、長編ミステリー『バーチャル・ドリーム』[中央公論新社]、『罪人(とがびと)の愛』[幻冬舎]などがある。