No.178
タイガーモブ株式会社
代表取締役CEO
菊地 恵理子さん
私たちタイガーモブは「次世代リーダーの創出」をミッションに、学生や社会人の方々に海外インターンや世界の最先端を体験できるような短期海外研修を通して、あたり前を変える体験を提供しています。アジア新興国を中心にアフリカや南米など、世界35カ国、約290件の海外特別オファーを掲載しており、これまで2,000名以上の方々の挑戦をサポートさせていただきました。
もともとは大学生向けのサービスでしたが、人生100年時代、大人も学び直しが必要だということで、若手社員からマネジメント職までさまざまな方にご利用いただいています。また、若ければ若いほど吸収力は高いので、高校生・中学生、来年には小学生向けに親子を対象とした海外での実践体験も提供予定です。
「枠を超えて挑戦することー」
それは国境、年齢、性別、文化、常識を超えて何かに挑戦することですが、同じ場所や固定された友人といると、なかなか固定観念から抜け出せず、「え?」とか「は?」という感覚を味わうことが少ないのではないかと思います。
海外インターンシップの最大の魅力は、アウェーな環境で実践経験を積むことによってアイデンティティを考えざるを得ない環境に自ずと引き込まれること。「自分はなぜここにいるのか、何がしたいのか、なぜこの価値観なのか」をとことん考え、今まで見えてこなかった自分に出会い、自分の立ち位置や周囲の環境を俯瞰して見ることができはじめます。
また、同世代で頑張っている人、現地で活躍する日本人、現地の方々、自分とはまったく価値観が異なる方々との出会いや協働によってさまざまな葛藤、気づき、そして学びを得ることができます。
ガンジーの有名な言葉のうちの一つに、「人間は思考の産物にすぎない、人は思っている通りになる」という言葉がありますが、枠を超える挑戦というのは、今まで広がりにくかったその人の思考の幅を、ぐんと広げる大きな一歩となります。 ゴールは常に枠の外。枠の中で考えていることなど誰でも考えつく安易なものなんじゃないかなと、ふと思ったりします。
個人最強時代の今、枠を超えることは以前よりも許容され、さまざまなボーダーを越境し、経験したことはそのままその人に積み重なり、価値となって個人を強くします。挑戦する人は無条件で美しいし、その過程で「自分はこれだ!」という分野を見つけるきっかけとなります。私たちはそんな「枠を超える挑戦」を実践する機会を提供する教育機関として、私たち自身も枠に収まらずに挑戦し続けます。
『いないいないばぁ』[松谷 みよ子著 / 童心社]
シンプルさと効能(好奇心を伸ばす)に脱帽です(背景:最近子育て中)。サービスやウェブサイト等のプロダクトデザインに役立ちます。
タイガーモブ株式会社
代表取締役CEO
菊地 恵理子(きくち えりこ)さん
2012年 関西学院大学(総合政策学部)卒業。2018年 Lee Kuan Yew School of Public Policy “ASEAN地政学プログラム”卒。関学在学中は中国、蘇州大学へ半年間留学。その後、上海外資系5つ星ホテルで通訳・翻訳・VIP対応として半年間インターンシップを経験。また、韓国~中国~東南アジアを、バックパッカーとして3カ月で8カ国を周る一人旅、通称「kikutrip」を実施。
卒業後は、新卒で人材会社に入社。1年目は採用コンサルタントとして営業を、2年目で海外事業部を起ち上げて海外インターン事業「AJITORA(アジトラ)」を始動。海外への送り出し約600名の実績を経て独立。2016年4月にタイガーモブ株式会社を立ち上げる。日本から世界、世界から日本の動きを活性化するため、海外バックパッカー営業等で世界中を飛び周っている。
2017年「第16回 女性起業家大賞」(全国商工会議所女性会連合会主催)スタートアップ部門/特別賞を受賞、2018年「EY Winning Women 2018」(EY新日本有限責任監査法人主催)のファイナリストに。
海外インターンシップならタイガーモブ(タイモブ/Tiger Mov)
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体験談ブログ
インターン前・インターン中・インターン後など体験談ブログを掲載しています。
【2019年9月インタビュー】
オデッセイコミュニケーションズが実施する資格試験、スキルアップにつながる各事業の最新情報をいち早くお届けするニュースレター(毎月1回配信)を配信しています。パソコンを使った毎日の仕事に役立つ情報としてお役立てください。
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