私が代表を務めている株式会社オウケイウェイヴは、日本初、最大級のQ&Aサイト「OKWave」(okwave.jp)の運営と関連する企業向けサービスを提供しています。1999年に創業して、2006年には名証セントレックスに上場することができました。
いま、日本では「働く意味」を見失っている人が多いように思います。でも、これは裏返せば、仕事と人生の意味を問い直す、良い機会だと言うこともできます。
私は仕事も人生も、本当の意味で「キレイゴト」が通じなければだめだと思っています。実際、私たちがいまやっている「OKWave」というQ&Aサイトは、みんなが助け合う場を提供したいという思いからはじめた、いわば「キレイゴト」だと言えます。見ず知らずの人たちが知恵を出し合い、お互いに助け合うこのサイトは、「ビジネス」(儲かるかどうか)の視点からは最初は誰からも相手にされませんでした。ベンチャーキャピタルや経営コンサルタントの方からは、「助け合い」でどうやってビジネスになるのか、と言われ続けたのです。
しかし、あきらめず、工夫し続けたことで、市場を認めさせるまでに「OKWave」は成長しました。
仕事の目的は、これからも「キレイゴト」でありたい。自分の人生の多くを使うのだから、意味と価値がなければ一生懸命になんてやれないと思います。
その「キレイゴト」をどうやってつかんで、どこまで本気で取り組めるか・・。
働くことの意味について、その名も 『働く意味』[大和書房]という書籍を書かせていただいたので、お手にとっていただけると幸いです。
はい、大好きです。この仕事に出会えて幸せですし、いつもわくわくしています。
今の仕事をもっと加速させて遂行したいです。
OKWaveが提供しているサービスを利用した方々から「ありがとう」と言っていただいたときです。
家族への愛情です。(厳密には仕事とは比べられませんが・・・)
漫画家、お医者さん
自分の目標を仮決めし、目標へ進む過程で壁にぶちあたったときに、それを乗り越えるための心構え。その乗り越え方。
世界中へのどこでもドア。
その仕事に興味をもって、誰が何と言おうと「成し遂げたいんだ!」という情熱。
美術館に作品を見に行きたい。(美術は、心を原点に帰してくれて、いろいろなインスピレーションを与えてくれるので)
本書では、未来の経済は、資本主義経済とボランティア経済が緩やかに融合していく様が予測されています。
アルビン・トフラー(夫妻)の『富の未来』上下
[A. トフラー、H. トフラー 著/講談社]
1966年愛知県生まれ。大学卒業後、(株)GK京都入社。(株)ダイワを経て、1999年7月有限会社オーケーウェブ設立。2000年1月にQ&Aコミュニティサイト「OKWeb Community」(現OKWave)を公開。同年2月に株式会社化して代表取締役社長に就任。
2006年1月、株式会社オウケイウェイヴに商号変更。同年6月に名証セントレックスに株式上場。1996年から約2年間ホームレスで生活した異色の経験を持つ。