自分と仕事を重ねられたらいいですね。
大きくても小さくても、全体でも部分でも、立派でも立派じゃなくても、仕事と自分が重なっている。あるいは、仕事という凧のヒモを自分が握り、引っ張ると凧がピクピクする。
ところが、よく言われるように、仕事が目的化してしまうことってとても多い。仕事という目に見えないモンスターと、自分という非常に小さく無力な存在を、最初から別モノとしてしまうのは残念なことです。
戦後から、政治や経済自身が主役で社会を引っ張ってきたけれど、本来政治も経済も生活者のためにあるものだから、生活者が生活者のために行うのが「仕事」です。生活者が主役ってことは、われわれ一人ひとりが主役だということ。仕事は人のためだから、人肌感覚が必要です。
行き過ぎたり、意味不明なものは、これからますますちゃんと淘汰されるでしょう。 だから、これからは「正直な時代」になると思います。 人肌や正直が、むしろ代えがたい強みになる。 一人ひとりが努力や経験を重ね、人柄やスキルやセンスも動員し、そのうえで仕事と自分を重ねて、思考停止やアレルギーにならず、無理なくぴったり重なっていけたらいい。
今の自分は、まさにそれを実践していますが、会社のメンバーが皆そう思えるように、仕事側を人に合わせることで価値を生むのも、会社の代表である私の仕事です。
好きですね。最高に嬉しいです。
今まで仕事の領域ではなかったことも、仕事というシステムを利用して、何かの意義につなげていくと思います。
会社の行動理念を伝える目的で、写真やポエム、BGMを組み合わせて作った社内用ビデオがあるのですが、見るたびにもう20回以上は泣いてます。
やはり家族です。家族からはブーイングだと思いますが。
コーンフレーク屋さん。
あまのじゃく的好奇心と、現実的なところで英語。
それがないと、文章が書けません。
好奇心。
溜まったブログを書く。
一番最近読んだのは、『なぜ若者は老人に席を譲らなくなったのか』。
著者の大林氏はこの本のなかで、「映画監督になるには?」という若者からの質問に、「映画以外のことを知り、経験すること」と答えています。仕事以外で、いかに自らの人生の経験値を上げていくかは、とても大事だと思います。
『なぜ若者は老人に席を譲らなくなったのか』
[大林宣彦 著/幻冬舎]
1962年 東京都生まれ。
1985年 慶應義塾大学商学部卒業、三菱商事株式会社入社。
1997年 日本ケンタッキー・フライド・チキン出向。
1999年 スープ専門店「Soup Stock Tokyo」開店。
2000年 三菱商事㈱初の社内ベンチャー企業、㈱スマイルズを設立し、代表取締役社長に就任。
2005年 同会長に就任。
2008年2月 MBO(マネジメント バイアウト)を行い、自身100%出資の会社とし、同社長に再任。