『「余命一年です」と言われても続けたいと思えるもの』---。
それが、今の自分にとっての仕事です。いつも、ふとした瞬間に「自分の余命があと少しだとして、今の仕事を続けるだろうか」と自問自答します。その自問自答に、「続けない」という答えが出たなら、何かが間違っているのだと思います。
幸い、今は自分がこれだと信じられる市場で、このメンバーと一緒ならと思える人たちと、人生を賭けて打ち込む価値があると思える仕事ができていると感じています。
私は入社して4カ月目で株式会社サイバーエージェントの子会社の経営者というポジションに就いて仕事をしています。よく人から、「プレッシャーはないですか」とか「怖くなったりしないですか」という質問を受けます。確かに「今の事業が失敗したらどうしよう」とか、「一緒に働いてくれるメンバーがいなくなったらどうしよう」といった不安はあります。けれど、一番の恐怖はそういった不安のためにアクセルを全開にできずに、いつか死を迎えるときに「もっと頑張っておけばよかった」と後悔することだと思っています。
これからも、自分がこれだと思える市場で、「人生を賭けてもいい!」と思える仕事をし続けたいですし、今のメンバーにもそう感じてもらえるような企業であり続けたいと思っています。
はい。今の仕事に誇りを持っています。
一生困らないほどのお金を手に入れても、やりたいことが今と変わらなければ幸せだと思います。
毎日。メンバーが同じビジョンに向かって仕事に本気で取り組んでいるのを見たとき。
自分に期待してくれて一緒に働いてくれているメンバー。
サッカー選手
「仕事のために何かを身につけさせる」という考えを持つ親には、なりたくないです。
人と人とを結んでくれる道具のひとつ。
それを探し続けることでしょうか。
いつだって自由です。
1986年兵庫県生まれ。京都大学卒。2010年4月、株式会社サイバーエージェント入社。同年7月、スマートフォンアプリ事業会社の株式会社アプリボット設立と同時に取締役に就任。