私にとって仕事とは、この世界をよりサステナブル(※)にするという目的に向かって、人生を通して取り組むことです。 趣味でもあり、お客さまやメーカーさんをはじめ、同志の皆さまと時間を過ごすことであり、出会いと成長の場でもあり、とても大切なものです。
「エコトワザ」という会社を25歳で設立して、今年で5年になりますが、その間、おかげさまでいろいろなことを経験させていただきました。企業に勤めていた頃は考えもしなかった会社のあらゆる機能が、1年ごとに少しずつわかるようになってきました。そして、まだまだ学ぶことはたくさんあります。事業モデルも組織もゼロからつくるので、手取り足とり教えてくれる部署の先輩はいません。その代わり世の中のすべてのこと、例えば直接仕事で接する皆さまはもちろん、たまたま入ったカフェのメニューの書き方、八百屋さんの収支構造、グローバル企業の経営方針まで、あらゆることが「先生」になってくれます。世の中の見方が変わりました。これはとても幸せなことだと思います。
多少、最初に思い描いた通りにいかなかったとしても、外の世界から学ばせていただき、軌道修正しながらとにかく続けること。私にとってこの仕事は、胸を張って頑張れる天職だと思っています。
※ sustainable : 持続可能であるさま。特に、地球環境を保全しつつ持続が可能な産業や開発などについていう。(出典・大辞泉)
大好きです。
事業や海外の環境技術に投資したいです。あ、これもある意味仕事ですか…。
被災地で作っていただいている「アクリルたわし」に、ご注文の電話が殺到したとき。“つながった”気がしました。
家族と友だち。
外交官、国連職員。国をつなぐ仕事がしたかったようです。
自分の頭で考える力。野生でサバイブする力。多様性を尊重する心。
世界とつながるインターフェイス。でも手書きの仕事も多いです。
私も成功していないのでわかりませんが、ゴールはぶれずに、アプローチは柔軟であること。
ベランダのプランターに新しい苗を植えたい。
1980年生まれ。10歳まで米国ニューヨーク州で育つ。2006年、株式会社エコトワザ創業。英日バイリンガルメディアeco+waza(www.ecotwaza.com)の発行を通して、日本ならではの自然と共生する文化、つくり手の思いのこもった道具、それを使いこなす生活の知恵を紹介している。自分の暮らしと世界とのつながりに思いを馳せて行動できる「粋な女」を目指して邁進中。
2010年度U.S. Ambassador's Entrepreneur Award受賞。