現在私は、株式会社アールラーニングの製品戦略室 CTOとして、新たな製品の開発と新技術への取り組みを中心に行っています。また、Rails技術者認定試験(※)運営委員会に属してさまざまな業務にも携わっています。最近では、スマートフォン開発をより早く、低コストで開発するためにマルチOS対応の開発プラットフォーム(「Titanium Mobile」や「PhoneGap」など)を利用した開発にも取り組んでいます。
今でこそ肩書きなんかつけていますが、專門学校を卒業して当社に入社した理由は、正直「お金」のためで、そこに目的や意義といったものは含んでいませんでした。しかし、お金のためだけに働いていると仕事は楽しくなく、納期に追われるだけでプライベートも充実せず、「このままずっと、開発だけしているのが人生なのか…」と、考えていた時期もありました(笑)。
そんな自分の意識が変わるきっかけとなったのは、新たに設立された製品戦略室への異動です。そこでは、自社のサービスでシェアNo.1を取ることを目標に、自分発信のアイデア、企画、アーキテクトが求められ、自分が「楽しい」と考えることを実現できる場所でした。それと同時に結果を求められる場所でもありました。しかし、以前のように漫然と働いているよりは、苦しくともやりがいを感じています。
仕事を楽しくするためには、自身の「好き」と「目的」を合わせ、「結果」を出すことが必要です。私が携わっているRails技術者認定試験で問われる「Ruby on Rails」は、米国と日本において急成長しているウェブ系の技術です。難易度もほかのウェブ系の技術と比べて少し高いですが、その分だけやりがいもあり、合格すれば確かな実力がつき就業チャンスに恵まれると思います。
私は、もともとウェブやそれに関連する技術は好きなので、これからも自分が好きな技術力を研鑽して、“いろいろな人のための価値を作りだす”という結果にこだわって仕事に取り組んでいきたいと思っています。
※ Rails技術者認定試験は、2012年1月時点において「ブロンズ試験」のみを実施しています。詳細は下記ページをご覧ください。
https://cbt.odyssey-com.co.jp/exam2.html
ひねくれた言いかたになりますが、嫌いではないです。
世界中を旅してみたいです。
今のところありません。
家族や友人です。
通訳です(笑)。
語学は学ばせたいと思っています。何事も広い視野で考えてほしいと思っています。
半身です。なければ何もできませんから。
決意、継続力、忍耐力です。
何も考えずに寝ようと思います。
『セマンティックWebプログラミング』
[Toby Segaran、Colin Evans、Jamie Taylor著 / オライリージャパン]
1983年生まれ。コンピュータ関連の専門学校を卒業後、株式会社アールラーニングに入社。ネットワーク系のエンジニアとして従事。2008年に製品戦略室に異動し、Ruby on Railsとアジャイル開発を利用した自社製品の開発を担当。PUSH型情報共有サービス「UGUISU」をリリース。現在は、製品戦略室 CTOとしてスマートフォンアプリのマルチOS開発のため、Titanium Mobile等を利用した開発やトレーニング講師に従事。